WKBL|在米韓国人が新人選手選抜会に参戦

※本記事は「JUMPBALL」記事の内容を翻訳、補足した記事になります。

キム·エナ、チェ·ソヨンに続き、別の在外韓国人選手がWKBLのドアを叩いている。それが「アシュリー·チョン(Ashley Jeong)」だ。

2001年生まれの彼女は、カリフォルニア出身の在米韓国人2世だ。 幼い頃、米国に移住した親の下で3女のうち次女として生まれた。彼女はカリフォルニア所在のグラナダヒルズチャーター高校(Granada Hills Charter High School)を卒業した後、現在はムーアパークカレッジ(Moorpark College)で2年生を終えたところだ。


※ムーアパークカレッジはコミュニティカレッジで2年制大学である。 カレッジ所属の選手たちは卒業後、4年制大学に編入するか、すぐプロに入門する。

※ムーアパークカレッジはカリフォルニア·コミュニティカレッジ·アスレティック·アソシエーション(California Community College Athletic Association, CCCAA)傘下のウエスタン·ステート·カンファレンス(Western State Conference)、ノースディビジョン(North Division)に属している。 ムーアパークカレッジは2018-2019シーズンにCCCAAトーナメント決勝進出、2019-2020シーズン27勝1敗(ディビジョン8戦全勝)を記録し、CCCAA内の強豪チームとなった。 ムーアパークカレッジはCCCAAトーナメント8強に進出したが、コロナ19の影響で大会が中止になった。 また、2020-2021シーズンにもCCCAA内のすべての大会が開かれなかった。


身長は5フィート7インチ(約170.2センチ)、主にガードポジションを務めた。 候補選手として活躍した彼女の1年生の成績は、16試合平均9.9分出場3.8得点、2.1リバウンド、0.9アシスト、シュート成功率は46%(23/50)、3点シュート成功率は50%(11/22)、フリースロー成功率は50%(3/6)だった。

彼女の技量はコンバインとトライアウトで確認しなければならないようだ。 彼女は2019年12月21日、アンテロープバレー(Antelope Valley)戦以後、個人の都合でほとんど出場できなかった。 ディビジョン試合のオックスナード(Oxnard)戦とCCCAA南部カリフォルニア地区トーナメント第2ラウンドのリバーサイド(Riverside)戦に少し出場しただけだ。


未知の選手であるアシュリー·チョン、果たして彼女はどんな選手だろうか。 SNSを通じて、彼女の話を聞くことができた。

Q.アシュリー·チョン選手、お会いできて嬉しいです。 どうしてWKBLの新人選手選抜会に志願しましたか。

A.バスケットボールを愛しているからこそ、私のバスケットボールのキャリアを続けていきたいと思っていました。 そうしているうちに2週間前にWKBLに行くことにしました。 噂を頼りに選抜会の志願手続きを踏むことができました。 「韓国に入国した時、2週間の隔離が大きな問題になることが思いましたが、幸いなことに、私がカリフォルニアから出発するため、自主隔離を免除してもらえるようです。

Q.失礼ですが、家族関係をお伺いしてもよろしいでしょうか。

A.両親は2人とも韓国で生まれて幼い頃、カリフォルニアに移住しました。 私は3女のうち次女です。

Q.WKBLに挑戦すると決めた時、家族の反応はどうでしたか。

A.私の家族はいつも最高の応援団です。 皆私の決定に心が浮かれています。 多分皆一緒に韓国に入国するかも知れないです。 両親は私が韓国語が上手くないことを少し心配します。 でも、みんな私の決定を好いて応援してくれます。

Q.両親はあまり心配しなくてもいいと思います。 すでに数人の在米韓国人選手が活動しており、各球団にも通訳スタッフがいるからです。 それよりも、当事者の本人の心配が一番大きいと思います。 若い年で海外に出るのが少しは怖いかもしれませんから。

A.そうですね。とりあえず、私はまだ若くて(19歳)焦ったりします。 しかし、私は私が今まで流してきた汗を憶えて自信感を感じています。そして、私にはいつも私を応援する家族と友達がいます。本当に力になります。最近はWKBLと韓国について全般的な情報を得ようと努力しています。

Q.そうですね。WKBLの試合を見たことがありますか。最も印象的なWKBL選手を選ぶとしたら?

A.「パク·ジス選手が一番印象的でした。 WKBLとWNBAのいくつかの試合を見たのですが、すごかったです。特にパク·ジス選手のフットワークと知能的なプレー(Basketball IQ)が記憶に残ります。すべての部門で卓越した選手だと思います。

Q.わかりました。では、一番重要な質問をしてみようと思います。「Youtubeでアシュリー選手の短い試合映像を見ましたが、それではアシュリー選手がどんな選手なのか把握しにくかったです。自身が考える、自分の強みは何ですか。

A.日頃、多才多能だという話をたくさん聞きました。 私にどんなポジションを与えても、うまくやれると思います。Youtubeの動画は2年前にアップしたものなので、私の最近の姿が反映されていません。私はあの時より成熟して発展したと思います。コンバインで私の姿をはっきりお見せしたいです。

Q.コンバインでは選手たちの様々な運動能力を測定しますが、一番自信のある運動能力は何ですか?

A.たぶん瞬発力でしょう(Probably quickness)

Q.コンバインとトライアウトで選手たちがよく怪我をする場合があります。 徹底的に準備してこそ負傷を防止できるが、現在の身体の状態はどうですか。

A.最近、私の体調は本当に良いです。それに、これからもっと良くなると思います。

Q.そうなんですね。私も一日でも早くアシュリー選手の姿を直接見られるといいです。学校生活について聞いてみようと思います。グラナダヒルズチャーター高校を卒業して、ムーアパークカレッジに進学しましたね。 ところで、2019年12月下旬からほとんど出場しなかったのですが、何か理由がありましたか。

A.家族の問題がありました。

Q.それなら負傷問題ではなかったというのですか?

A.そうです。 運良く私は今まで大きな負傷を経験したことがありません。

Q.これまで公式試合に出場できなくて選抜会の準備に困難が多かったと思いますが、どのように準備しましたか。

A.私の技術を磨きました。そして、もっと強く、早く動けるように男子選手たちと一緒に試合を消化しました。毎日熱心に運動して適切な休息と栄養摂取でいつも身体を最高の状態に維持しようと努力しました.

Q.学校の外で?

A.はい。コロナ禍ではありますが、屋内外のコートを問わず夏の間ずっと練習しました。学業中も時間がある度にコートに向かいました。

Q.バスケットボールの情熱がすごいですね。

A.はい、バスケットボールをするときストレスが解消されます。時々、あまりにも多くのストレスを受けると、近くのバスケットボールのゴールポストに行って音楽を流し、夢中でシュートを放ちます。

Q.最後にWKBLファンたち、またはチームに言いたいことはありますか?

A.この機会にただ感謝するだけです。他の立派な選手たちとWKBLでプレーしたいです。たくさんの応援をお願いします。そして私に対してもっとたくさん知らせることができる機会をくださってありがとうございます.

Q.こちらこそインタビューに応じてくださってありがとうございます!

A.ありがとうございます!


9月7日と8日、両日にかけて開かれるWKBLの新人選手選考会。 いつもより早く開かれる新人選手選考会は、オフシーズンWKBLファンの退屈をいやすだろう。 そのうえアシュリー·チョンの登場で選考会がさらに興味津々になるものと予想される。

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