2月10〜13日に開催された最終予選を1勝2敗で終えた韓国は、1964年に開催された第4回ペルー大会から16大会連続となるW杯本戦進出を決めた。
最終予選は全16チームがA〜Dグループに分かれて試合を行ない、グループ上位3チームが本戦へ。韓国(14位)、オーストラリア(3位)、セルビア(10位)、ブラジル(17位)のAグループはセルビアにて予選が開催された。
※()内はFIBAランキング
韓国と対戦国との過去戦績を振り返ると、ブラジルは2010年の世界選手権大会（現:W杯）で61-60で勝利した以来、12年ぶりとなる対戦。セルビアは2021年の東京五輪で61-65と惜敗。オーストラリアは2021年のアジアカップで58-88と敗れている。
予選結果は、11日にセルビアと対戦し、62-65の3点差で惜敗。13日のブラジル戦では76-74と僅差での勝利をおさめ、オーストラリア戦を前にしてグループ3位以上が確定し、本戦出場権を獲得した。14日のオーストラリア戦は、61-79と世界ランキング3位の壁には手が届かなかった。
W杯本戦は今年の9月22日〜10月1日、オーストラリア(シドニー)にて開催される。
▼W杯（過去大会成績）
| 大会成績 | 出場（開催国） | 出場（開催国） | 出場（開催国） |
| ２位 | 1967年（チェコ） | 1979年（韓国） | − |
| ４位 | 1971年（ブラジル） | 1983年（ブラジル） | 2002年（中国） |
| ８位 | 2010年（チェコ） | − | − |
【韓国代表｜監督】
정선민 감독｜チョン・ソンミン監督
【韓国代表｜選手】Pick up!!
#19 박지수｜パク・ジス
#19 パク・ジス選手はブラジル戦で20得点、13リバウンド、ブロックショット11個のトリプルダブルを記録。国内でも最高年俸と非常に評価の高い選手。
#3 강이슬｜カン・イスル
#3 カン・イスル選手は、WNBAのワシントン・ミスティクスのトレーニングキャンプに参加することが決まっている。2月14日付で同チームへの契約が発表された富士通 #10 町田瑠唯選手とチームメイトになる予定だ。
※ワシントン・ミスティクスは、昨季12勝20敗で8位
